「顔面神経麻痺」というと、冬の寒い時期に顔が冷えて起こるイメージが強いかもしれません。しかし、実は梅雨明けから8月の猛暑にかけても、発症される方が増える傾向にあります。
夏本番である8月に顔面神経麻痺が起こりやすくなるのには、夏特有の「3つの理由」があります。
1. エアコンによる「顔や首元の局所的な冷え」
8月の猛暑に欠かせないエアコンですが、これが大きな原因になります。
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神経の血流悪化: クーラーの冷風が顔や耳の後ろ(顔面神経の出口がある場所)に直接当たり続けると、血管が収縮して血流が急激に悪化します。
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神経の腫れ(浮腫): 血行不良によって神経が酸欠状態になり、炎症や腫れ(浮腫)を引き起こして、骨の狭いトンネルの中で神経が圧迫されてしまいます。特に就寝中に首元へ冷風を当て続けるのは禁物です。
2. 「夏バテ」による免疫力の低下
顔面神経麻痺(ベル麻痺やハント症候群)の多くは、体に潜伏していたウイルス(ヘルペスウイルスなど)が、免疫力が落ちた隙に再活性化することで起こります。
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睡眠不足と体力の消耗: 8月は熱帯夜による睡眠不足、寝苦しさ、猛暑による体力の消耗(夏バテ)が一気にピークに達します。
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ウイルスの暴走: 体力が奪われて免疫力が下がると、普段は悪さをしないウイルスを抑え込めなくなり、顔面神経に悪影響を及ぼします。
3. 屋内と屋外の「激しい寒暖差」
外の猛暑(35℃以上)と、ガンガンに冷えた室内(25℃以下)を何度も行き来することで、体は想像以上のダメージを受けます。
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自律神経の乱れ: 10℃以上の急激な温度変化に体温調節機能が追いつかなくなると、自律神経が激しく乱れます。自律神経の乱れは血流障害や免疫力低下に直結するため, 神経麻痺の引き金になりやすいのです。
日常でできる予防対策
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エアコンの風を直接浴びない: 車のエアコンや扇風機、オフィスの空調の風が顔に直接当たらないよう風向きを調整しましょう。
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首元を冷えから守る: 就寝時や冷房の強い部屋では、薄手のネックウォーマーやストールで耳の後ろから首元を保護しましょう。
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内臓を冷やしすぎない: 冷たい飲み物ばかり摂ると胃腸が冷えて免疫力が下がります。常温や温かい飲み物も意識して摂りましょう。
「目が閉じにくい」「口から水がこぼれる」「片方の顔が動かしにくい」といった症状に気づいたら、決して放置せず、まずはすぐに医療機関(耳鼻咽喉科や脳神経外科など)を受診することが最優先です。
その上で、早期回復や後遺症予防のために、血流を促し自律神経を整える施術(鍼灸や徒手療法など)を併用することをおすすめします。
施術症例・患者様の変化(ビフォーアフター)
当院にて施術を受けられた患者様の変化の一部をご紹介します。「顔面神経麻痺によるお顔の強張り・動きにくさに対し、血流を改善し神経の回復を促すアプローチを行った症例です。(※効果には個人差があります)」


