五十肩について

中年以降に発症することの多い肩の病気に五十肩があります。正式には肩関節周囲炎といい、40代で発症する人も多いことから、四十肩とも呼ばれます。肩こりが悪化した症状と思われがちですが、実は五十肩(四十肩)と肩こりはそれぞれ異なる病気です。

こちらでは五十肩についてご紹介します。

 

症状

五十肩は突然、肩に鋭い痛みが起こり、それに伴い極端に狭い範囲でしか肩を動かせないのが特徴です。例えば、頭の後ろで両手を組む、腰に両手をあてる、反対側の肩に手を置くなどの日常動作が痛みによって制限されます。

痛みは肩だけでなく二の腕や手先にまで広がり、シビレを感じることもあります。

また、夜間まで痛みが続き、不眠などに悩まされるケースも少なくありません。五十肩の症状は、急激な痛みに悩まされる急性期、可動域が制限される慢性期、痛みが自然と治まっていく回復期に分かれます。一般的に発症から1~2か月間は急性期で、半年から1年半の慢性期を経て回復に向かいます。

 

原因

ハッキリとした五十肩の原因は、未だ明らかになっておらず、いくつかの要因が絡んでいると考えられます。一般的に五十肩は、加齢とともに関節を構成する靭帯、軟骨、骨などの組織が加齢とともに変性することが原因で起こるといわれています。また、上腕部の筋肉と骨を繋ぐ腱板などに起こる炎症が原因で、五十肩が起こることもあります。広い範囲を動かせる肩には多くの筋肉や関節があり、その構造はとても複雑です。そのため、ハッキリとした五十肩の原因は未だ明らかになっておらず、いくつかの要因が絡んでいると考えられています。

 

対処法

五十肩の対処法は期間によって異なります。急性期で何よりも大切なことは、痛みを伴う動作を避けて安静にすることです。炎症が強い場合は、氷で炎症部分を冷やします。ただし、必要以上に冷やすのは逆効果になるため、炎症が引いたら関節の運動をして、血行を良くすることがポイントです。

 

慢性期になると鋭い痛みは治まるものの、鈍い痛みが持続しています。この時期は無理のない程度で日常動作を行い、肩を動かす範囲を広げましょう。痛みを嫌がって肩を動かさないでいると、可動域が狭まる拘縮や組織の癒着、血行不良による重い肩こりなどが併発する可能性があります。鍼灸院、接骨院などでマッサージを受けるのも1つの方法です。

 

身体の様々な痛みでお困りの方は、お気軽に当院までご相談下さい。

青梅市にある当院では、頭痛や首痛み、腰痛、背中痛みなどに対応した施術を行っております。長年培った知識と経験を活かし、一人ひとりに適した施術を行ってまいります。

 

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